후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ゆきのじょうへんげ
雪之丞変化
三上 於菟吉
三上 於菟吉의 雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,083자 · 673화면
譬えば、こちらさんのような御大家から、ものの百両とものして出て、いい気持になっているとき、そんな貧乏人の嘆きが耳にへえりゃあ、百両の中から、一両ぐれえは、分けてやるのが、誰しもの人情でしょう」
「わしにも、貴様の気持は、いくらか解るようだ。是非に欲しいと思い込んだら、手に入れぬ中は、目蓋も合わぬというような気持は誰にもある」
三斎隠居は、自分の考えているだけのことを、どんな人間の前でも、ずばずばいってのける、この不敵な盗賊と対坐している間に、ついぞ覚えない、胸の開きをさえ、感じて来るのだった。
青年の頃から、彼自身の心に、喰い込んでしまった、不思議な欲望――骨董癖、風雅癖が昂じた結果の、異常な蒐集慾、それを満たすために、どれ程、うしろ暗い、汚らわしい行為を、繰り返して来ていた彼であったろう!
その衷情を、三斎はいま、不図言葉に漏らしてしまったのだ。
闇太郎は、きょときょとした目で、相手を見た。
「へえ、御隠居さんも、それじゃあ、ぬすっと根性が、おあんなさるんですか!」
平馬は聞きかねたように咳払いをして、
「これ、無遠慮も、いい加減にいたせ」
「かまうな――」