후리가나로 읽는 일본 고전
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くろだじょすい
黒田如水
吉川 英治
吉川 英治의 黒田如水(くろだじょすい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,639자 · 325화면
為に、眠った間はほんのわずかであったが、それでも、大きな欠伸を一つ放つと共に、夜来の疲れは頭から一洗されていた。そしてまた今夜も寝ずに頑張らなければならないと、ひそかに考えていた。
しかし彼は容易にそこから起たなかった。袴の膝を抱いたまま、柱に凭って、ぽかんと屋根裏を仰いでいた。蜂の巣を中心に、蜂の世界にも戦争が行われているらしいのである。偵察蜂が出て行ったり、突撃蜂を撃退したりしている。官兵衛は見飽かない顔をしていた。けれど頭のなかではまったくべつなことを思案していたかも知れなかった。
するとやがて二人の家中が上がって来た。侍小頭の室木斎八と今津源太夫のふたりだった。官兵衛のすがたをここに見出すと、ふたりとも意外な容子を声にまであらわして告げた。
「や、ご家老には、こんな所へ来ておいで遊ばしたか。いやもう、彼方ではたいへんな騒ぎです。きっとご立腹の余り姫路へ帰ってしまったにちがいないという者もあるし、いやいや、殿に無断で立退くほど非常識なお人ではない、まだどこかにいるだろう、などと諸所を探しまわるやら、城外まで人を見に出すやらで……」
「ははは。