轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

しそうとしてのぶんがく

思想としての文学

戸坂 潤

「思想としての文学」三笠書房、1936(昭和11)年2月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 209,809 字 · 408 页

青空文庫

15 行動主義文学について

問題は、こうした社会現象が、どういう思想的布告の上で行なわれているか、という点にあったのである。

(一九三五・一)

15 行動主義文学について

行動主義はフランスの一群の文学者達によって提唱され、又何等かの形で実行に移されているそうである。之がフランスのどういう客観的条件から発生することが出来たか、又それがどういう的確な意味で進歩的であるのかは、相当慎重な分析を必要とする。今の私にはその分析は出来ない。問題は、日本の文学者達が最近唱え出して創作に於てその試みを多少とも実現しようとしていると云われている「行動主義」に就いて、之を検討することだ。

処がこの行動主義の問題は所謂「能動精神」の問題と一つであり、そして之は又現在論じられている問題提出の形に於けるインテリゲンチャ論に直接連っている。

この行動主義は一つの事情の二つの側面に従って発生したと見ることが出来る。その一つは所謂マルクス主義の退潮(それが厳密な意味に於てどういうことであるかは一応保留するが)という客観的な事実(?)であって、それまで主観的にマルクス主義乃至はマルクス主義的文学活動の主流に圧倒されていた非マルクス主義乃至は反マルクス主義的でさえあった一群の(純文芸派の中からと傍流マルクス主義文学の中からの)文学者達が、ここに初めて一種の自由な意志乃至