轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

しょうわゆうげきたい

昭和遊撃隊

平田 晋策

「少年倶楽部」1934(昭和9)年1月号~12月号

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 102,452 字 · 208 页

青空文庫

※(「火+華」、第3水準1-87-62)代の悲鳴

「怖ろしい根拠地だなア。」

「凄いわね。――」

清少年と※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは、胸がわくわくして来たのである。

※(「火+華」、第3水準1-87-62)代の悲鳴

大きい洞窟は一つでなく、もう二つあった。

燕岳の洞窟と、穂高岳の洞窟だ。

燕岳には『千種』がかくれていた。穂高岳には『吉野』が入っていた。

ほかに、小さい洞窟が三つあったが、その中は暗くてなにも見えなかった。――

最後に槍岳の大洞窟へ来た時、兵曹長が、そっと清少年にささやいた。

「これが『最上』の洞窟ですよ。『最上』は昭和遊撃隊の旗艦です。」

「ふーむ。」

清少年は、腕を組んでうなった。

考えれば考えるほど恐ろしい島だ。この洞窟の中の秘密根拠地へかくれたら、米国のフーラー博士の『黒鷲爆撃機』が、どんなに大編隊群をつくって攻めて来ても、ビクともしないだろう。

千瓩、二千瓩の爆弾が雨のように降って来ても、この大絶壁がくずれるようなことは断じてない!

しかし、諸君よ。碧海島の秘密は、まだまだ奥が知れないのである。清少年らを乗せた内火艇は、槍岳の洞窟から、もっともっと奥へ入って行くのだ。