轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

さいしゅうせんそうろん

最終戦争論・戦争史大観

石原 莞爾

石原莞爾『最終戦争論・戦争史大観』。同一底本的分册已合并为一书。收入:最終戦争論、戦争史大観。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 154,783 字 · 305 页

青空文庫

第三章 会戦指導方針の変化

第一節 会戦の二種類

ドイツは飛行機、戦車の巧妙なる協同に依り敵陣地突破に成功して大陸諸国に対し決戦戦争を遂行した。しかしこれは結局相手国がドイツに対する真剣な準備を欠いたためで、地上兵力に依る強国間の決戦戦争は依然至難と考えられる。

第二の空軍をもって敵国中心の攻撃に依る決戦戦争は、英、独の間に於ける実験により今日なお殆んど不可能である事を実証した。しかし空軍主力の時代が来れば初めて海も持久戦争の原因とはならない。空軍の徹底的発達がこの決戦戦争を予告し、それも地上作戦でなく敵国中心の空中襲撃に依る事は疑いを入れない。地球の半周の距離にある敵に対し決戦戦争を強制し得る時は、世界最終戦争到来の時である。

第三章 会戦指導方針の変化

第一節 会戦の二種類

戦争の性質に陰、陽の二種あるように、会戦も二つの傾向に分ける事が出来る。

1 最初から方針を確立し一挙に迅速に決戦を求める。(第一線決戦主義)

2 最初は先ず敵を傷める事に努力し機を見て決戦を行なう。(第二線決戦主義)

両者を比較すれば、

第一線決戦主義

一、将帥は決戦の方針を確立して攻撃を行なう。

二、第一線の兵力強大、予備は少し。