Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
二月十四日
科学は術語なしでは書けない。けれども、それをちがった国語にうつす人が又それをかみこなす力量によって、何とむつかしくするだろう。語脈ということからだけでさえ。
夜、国帰る。ひどい汽車の由。
きょうは、御馳走もなし客もなし、去年のさわぎとうってかわった誕生日だが、自分とすれば、この変りかたが今日の自然と思え、こうやってこんな工合にすごして夜本よみ出したりして心持がよい。
〔欄外に〕
夜雨がパラパラふる、あした天気でないと困る、大岡山へ荷物をやったらもう知らない。本当に、暮から何たることだったろう!
二月十四日(月曜)
きょうは寒くなった。
運送や来ず。ねむいのに。
バラさん、子供二人つれて来る。のぶ子という女の子、大きい△のおにぎりのような子で、だっこして脚をバタバタやってのんきな子。
「曠野の記録」へ手紙かく
読書二三頁
まとまって本よみはじめたら、しきりに小説のこと思う。
集中的になる故、或は綿密になるせい。昨夜それで長くねつかなかった。結局、先にかきたいと思っていたものは、やはりあとになり、最後のところにプランしておいたものが先にとりかかられることになりそうだ。