Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
一月三日
〔欄外に〕
笹の根に霜の柱はきらめきて うらら冬日は 空にあまねし
一月三日(月曜)寒
〔発信〕順子さん、チーちゃん、鈴お礼。
太郎五時に出発した。寿やっと帰れた大富よんで。
体がギスギスでおきられない。今年は三※日はね正月となった。午後一時半にやっと床をはなれる。心機一転したから気分はよいが、暮からの体の疲れ猛烈だ。
夕方、紀来。シュナイダーについて書いた本をもっている。一寸かりよみして面白く思った。シュナイダーはオースタリーのアルプス山中の寒村の貧農の子である。スキーというものを初めて十歳のとき見た。それからのこと。全く純粋な山の男。これも一種の無垢の男の典型である。男のもつ無垢さの面白さ。そういう男の集注された情熱の故の単純さ。
国夕方かえって来る。ジンマシンが出て面変りしている。サバに当った由。いわし、サバ、米、ミカン少々など、mのポートフォリオを使っているのに入れてもって来た。もち主が、そうやって、そんなものなんか入れて入って来たら、と思った。ねえ国ちゃん、余り入れてこわさないでね。姉さん大丈夫だよ、入らないほど入れなんかしやしないもの。其はそうだ。