Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
四月十五日
びっくりし気の毒。何ということだったろう。知らなかったのかしらと思う。朝七時半のトラックが午後四時すぎ行った由、自分四時に出て岩本へまわる、御馳走になった。壺井夫妻。繁さん栄養障害で脚が大はれの由。月一杯やすむ由、栄さんは四国へ行く由。
四月十五日(土曜)
祖師ヶ谷、青森行の話。行く方がよい。ここと同じでグルリは皆やみしていて、あすこだけどうなろうとかまわないようなところだから。
Sの表情が変って来た。焦々したところが又出て来た。Kは人を不自然にする、きわめてこの点はこわい。どんな人間をもジリジリさせる。
咲国、午後国府津の家片づけに行く。
午前中、山崎の弟、おまわり来てタンス運んで本棚はこんで行く。日の出のごみためのようなところに焼きにもって行くようなものだ。焼けたら何と思うのか。自分は山崎夫婦の我身可愛さの律気は大きらいになった。農民の片面が実によくわかる、米とひきかえに着物から鏡台からタンスから。国咲、二人でタンス出したり何かしている、みじめな人のよさ。インフレききんが深化したとき、果してどの位用に立つのかと思う。
〔欄外に〕
何を感じたのか国軽やかな顔や声している。