Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme

Aozora Bunko

六月三十日

七月一日

七月二日

すこしかりて来る。

○フランスの宣伝相、省内で十五人のグループのために殺された。蟻の穴よりの譬。小事の如き大事だと思う。

○シェルブール撤収。イタリーはローマよりチロルの方からやって来る、東はポーランドの方から。「ソが、スタリングラードで独を防いだ、どうしてポーランドで防げないだろう」とは独の宣伝相の言葉。

〔欄外に〕は、

六月三十日(金曜)

鷺の宮へ、夏ものとりにゆく。栄さん仕事、繁治さんコタツのやぐらをはずして働いている。

畑よく出来ている、林町と比べものにならず。

咲国、国府津

夕飯たべて、思い切ってかえって来た。

直接巣鴨へ。黒の麻、白麻長じゅばん、ふだん着の麻、うす鼠うすもの、へこ帯送ってもらう。白人絹上下下着二組。

七月一日(土曜)

魚の目玉にヴィタミンが多いので、これから配給の魚は目玉なしとなるとのこと。兵隊に薬をこしらえるのだろう。

巣鴨へ、夏がけ、麻ネマキ、大島ひとえ、麻半ジュバン、もってゆく。あまり暑くて一時半に出かける勇気がなかった。

七月二日(日曜)

咲、帰る。午前中、は、メタボリン注射はじめる。

○「小笠原南方海域で敵機動部隊を強襲」