Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
一月十六日
一月十七日
一月十六日(日曜)寒い 風つよし
おしまいのところを加え、落付いてしゃんとした二十一枚。「白藤」とする。
カザリンとマリー・アントアネットと境遇が実によく似ている。妻としての苦境、皇后としての板ばさみ等。カザリンの術策政治のよって来たところをバルザックは明らかにして、新教作家によって与えられた誹謗を訂正しようとしている、カザリンの政治的手わんというものを評価して。
〔欄外に〕
仕事三枚
メリメの「シャルル九世年代記」というがよみたい。第一巻だと見えて全集になし。
一月十七日(月曜)
国から電話かかるかと思って咲用意して待っているがかからず。夕方いきなり国府津から帰って来る。Sがいると大むくれ。S夕飯に出て行って十一時ごろ帰って来る。咲、風呂をもしている。S食堂へ現れず風呂場へ来て自分のわきにくっついている、湯気の中を。可哀そうに。やがてS入浴、二時半。まるで大晦日さわぎだ。それから二階へ来、片岡さんのカルピス御馳走してやる、三時になるのに、そわそわ歩いてタバコふかして、その匂いがきつい。つい腹立ち声が出る。
Sも、どうしてもっと敏感にすらりとしたやりかたしないで神経を試みるようなことするのだろう。