Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
一月二十二日
云々。
巣鴨、高雄の陸軍病院から手紙よこした男、思い浮ばない由、誰なのだろう。
少年時代からの体の訓練というものは大したものだと思う、子供のときおぼえた自転車と水泳の如し、地力となっている。その人の性格というものばかりでない、こういうプラスがあるということを痛切に理解する。
太郎もスポーツは本気でやらなければいけない。そのことから来る仕合わせの多様さ。
かえり神田へよる、ひどい電車。まさにつぶされそう、冬は着ているものがぎごちないから、やり切れず。井上で千代紙買う。
太郎牛肉の宿酔で頭が重いと云って学校休む。こんなにがつがつなのだと哀れに腹立たしくもある。親父一杯キゲンで、いいよたべろと過度にさせるから。無理ないようなものだが。
〔欄外に〕
「カトリーヌ・ド・メディシス」シャルル九世の悲劇的生涯がよく分った。
バルザックの体の丈夫さ。男らしさ、たっぷりさ。カルヴィニズムのすべてへの吝嗇さへの反感。
一月二十二日(土曜)
疲れていて閉口だったが明治やへ行く。一種の気分で、余りいい気持しなかった。河合のと間違えたのかしら。奥様と云う、御両家の分ですから云々、という。