Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
二月二十七日
二月二十八日
本立てにあったセザンヌの伝ちょいとよむ、なかなか面白い。セザンヌは、純粋な色をいくつも重ねてつかって、まぜた色をつかわなかったという点など。文章というものの感覚と似ていると思って。
おくさん、赤坊が出来、十時頃出産、いろいろハンモンしている。月収百四十円(本俸の由)
譲治氏青森へ行った由、二十二日に。娘は成城女学校に入る由。イランの童話を訳したのを見た、出産費のため本にしたらと思う。
かえりの市電で、小松原夫人に会う。ファーの襟巻して、と思っていたらそのひとだった。大仰でへこたれ、このひとの旦那さんはどうしたろう。
マーシャルの弐島で六千人全滅
〔欄外に〕
田圃道を行ったら草はまだ黄色く枯れているのに、水はとくとくと春の水の音を立ててせせらいでいて印象ふかかった。
二月二十七日(日曜)
三人国府津
疲れひどく、起きているの殆ど無理。
S来。夕方までいる。M子の話した話してきかせる。さすがに、それはわるかったと云う。
森長氏より電話。
二月二十八日(月曜)
健之助、泰子、おみや、うめ、のじ、さき国府津ゆき。ガタガタ一連隊。咲それでもなれて、よく間に合わせた。