Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
三月十二日
三月二十三日
三月二十四日
防空演習
△とまり上富士の教会にミサを立てに行く。(こういう表現をするものと見える。)聖体拝受のため何もたべず。
寿、四時すぎかえる。何や彼や紙に包んだものをカゴに入れて。ドボーリノ〔十分だ〕という感じになった。△がいる間何故ああ不自然に冷淡にかまえているのだろう、私に対しても。
三月二十三日(木曜)
国、夜、河合老母逝去通夜の為国府津より帰京。待っていろ、という由、かえり十一時すぎ。山崎の亭主のおまわり、私がいるためここへ一緒に住めないから、私に別になるようにという。「じゃつまり私が出るというわけかい」「そうほか方法がない。もし姉さんが気が向かなけりゃ咲枝たち開成山にゆくのをやめさせる。死んだら其が運命だ。ひぐまと姉さんとでは決してやれないと断言している、咲枝が」云々。思わず泣けた。「よくも云えるね」「そういう風にとられたんじゃ、いやな心持だ」「だって、どうとることなのさ」ふつふついやになった。出てやると思った。が、考えてみて、これは譲歩すべき性質のことではないと思う。自分の便不便を別にして。
三月二十四日(金曜)
巣鴨。宮に相談する。絶対に承知する必要なし。