Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
四月二日
四月三日
四月四日
ムクれるのはこちらのわけ故、どうも万事この調子ではヘキエキと思う。
襦袢なおして、夜具の裏つけて干しておいてやる。
四月二日(日曜)
夕方より雨の中を熱海の友達のところへゆくと、いろいろもって出かけてゆく。国。
家じゅう只一人也。
四月三日(月曜)
鷺の宮へゆく。はじめ栄のところへ。熊谷からみんな来ている。大家が家を売って疎開だと云ってトラックのうしろから乗用に一家がのって来て、チーちゃんの隣組は其をとりかこみ、こういう事は熊谷ではさせないとがんばり、やっと家は確保した由。疎開にもこういうのがある。仕立おろしのめいせんの標準服を着た女房で、炭を二十俵つみこんで来ている由。柱になるような木をぞっくり切ったたきものをつんで来た由。
古在氏のところ、下の夫妻子供二人もっているところへ、留守の子供が赤坊まで三人、小さい細君上気上った頬してやっている。気の毒だ。今の家庭のことをやって五人の子の世話は大変だ。先生は気がつまるだろうが。
四月四日(火曜)
山崎来る。ごあいさつに来た由。咲の防空着を着ている。自分は、おしゃれして来たから、「旦那さんが帰ると、奥さんの着ていて気もちわるくするといけないから、ぬいでおきなさいね」