Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
五月五日
五月六日
五月七日
五月八日
五月九日
気に入るらしく、春らしい趣向だと云って来た。
〔欄外に〕
巣鴨へ手紙、二人遊びの日。
五月五日(金曜)
きょうから都電が系統制になって一系統十銭。のりかえなし。池袋まで最少四十銭也。それでは困るというので国定期を買ってくれる。面倒がなくて大いによし。やすくもあるわけだ。
和島さんの細君、引越しさわぎの御礼と云って文理大前の小さい支那料理やへつれて行ってくれる、今どき珍しい。弟という人、声が和島さんによく似ている。もっと苦労人たることをもって自ら任じているひと。よく喋る。やはり、どこにか、自分の家をもっている人間の(背負っている)直さというところがある。微妙なものと感心した。
五月六日(土曜)
国、こうづ。
〔欄外に〕巣鴨へ手紙
五月七日(日曜)
常会。国がいないから欠席、
千駄木学校のわきの強制疎開を割当てるという話、国債六百何円かの割当て。
〔欄外に〕巣鴨へ手紙、二人遊びの日
五月八日(月曜)
こんちゃんpa来、国債の割当てが筋が通っていないと、しきりに力説する。maが押している。
五月九日(火曜)
高尾善ちゃん来る、自分が茶をもって行ったのに、この男一人膝立ての脚ぐみをしていて、坐り直しもしない。