Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
六月四日
六月五日
六月六日
とくに、この家での生活は、解毒剤として、開成山暮しを必要とする。太郎のためによろこぶべし。
六月四日(日曜)大雨
疲れが出て、体ギスギスになって上らず。ひる迄ねる、さち子さんの家へ行けない。
一日じゅうボーとして暮す。ノミが猛烈に出た。全く閉口。掃除のかえないむくいかと悲し。
六月五日(月曜)
朝歯へゆく、それから目白。さち子さんすっかりやせて、ぜん息風のせきをしている。子供たち大はりきり、イナカヘイッチャウンダ、モウコナイヨと。全くこの間うちはひどくて、一家総倒れ的だった、俊次さんもしんから大変だったろう、秋ぐらいまで行っているのよし。
みやげ、ああちゃん テーブルセンター
自分 ナルビ香水、ハンカチーフ、扇母娘へ
巣鴨へゆき、かえりよる。片岡さん留守番に来ている。一人でさむしいからと夕飯たべてかえるつもりのところへ寿追っかけて来る、つかれてしまって泊る。寿も。大きい瀬戸ひきの角箱に御飯ぎっしりつめこんで三日分だなどと云ってもっている。夜あけたらもう匂う。可哀そうだし、いやになってしまう、みじめっぽくて。
〔欄外に〕は。巣鴨。
六月六日(火曜)
歯へまわってかえろうと思ったら十時半に駒込の布地見にゆくというので、森長さんのために、ワイシャツ地見についてゆく、自分は本を買うように布を買う、咲、寿、いくらでも時間を