Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme

Aozora Bunko

七月四日

七月五日

七月七日

○「サイパン港飛行場、既に敵側使用、北千島も空海に敵襲」

「小笠原群島への襲撃は六月十一日以降三十日までに延二千四百〇三機」

大宮島へは十一日――二十九日二三二三、撃墜四五〇、撃破四機。

〔欄外に〕

三十日の手紙着「太平洋方面はまだ終盤戦には入っていないと僕は観る」

きょうは寿の誕生日、日曜日で工合わるいと思って来なかったのだろうか、いろいろと感想をもっていることと思い哀れだ。犬はりこ二つとってあるが。

七月四日(火曜)

午前九時半警戒警報 サイレン

国、急にそわそわして事務所へ行きそうにした、結局在宅。

いろいろしてくれる、壕の手入れその他、自分のもちものの取揃え等。

迷ったが、明日どうなるか分らず、巣鴨へ行く。思い切って今度はいろいろもたず鉄カブト手袋などだけもって。

七月五日(水曜)

警報解除

七月七日(金曜)

朝、へっついを燃いていたら沢田来、

咲が手紙出してくれたので。一週間もいるつもりだったら挺身隊になってしまって日曜の午後かえる由。それでも大助り。

台所をすっかり片づけてくれる。

巣鴨、

沢田、はじめ妙にしていたが段々気が楽になって、早く上ればよかったと云っている。