Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
カニ怪人があらわれるときには、かならず、カニの大群が、まえぶれをつとめます。あのカニは、みんなここにかってあるのでしょうか。
そのとき、うしろのドアがサッとひらいて、何者かが、はいってきました。
井上君は、それに気づきましたが、こわくて、ふりむくことができません。壁をはいまわっているカニを、何万倍にしたような怪物がうしろに立っているにちがいないからです。
「アハハハ……、きみをここへつれてきた、カニじいさんだよ。そのカニじいさんが、もとの姿にかえったまでさ。」
しかたがないので、井上君は、おそるおそる、ふりむきました。ああ、やっぱりそうです。あのおそろしいカニのおばけが、そこにたちはだかっていたのです。
「きみは少年探偵団の井上一郎君だね。おれはちゃんとしっている。それで、きみをここにとじこめ、きみをおとりにして、ほかの少年探偵団員を、おびきよせようというわけなのさ。ハハハ……なぜかって? これには、ふかいわけがあるんだよ。
きみ、ポケットをさぐってごらん。B・Dバッジがなくなっているだろう。きみたちはいつも、二―三十個のB・Dバッジをポケットにいれている。