Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
妖星人の林
しかし、そのとき、大ガニのはさみは、井上君のズボンをはさんでいたので、井上君は、またころびました。見ると、フットボールのたまのような目玉が、すぐそばにありました。ぶきみな口が、あわをふいて、にやにや笑っているように見えます。
井上君は、死にものぐるいで、足をバタバタやりました。はさまれたズボンが、べりべりとさけて、やっと、はさみからのがれることができました。
小林君にたすけられて、立ちあがると、また、めちゃくちゃに、走りました。
どこをどう走ったのか、まるでおぼえがありません。
いつのまにか、建物をはなれて、広い原っぱに出ていました。
「おやっ、こんなところに、こんな広い原っぱがあったのかしら。」
二少年は、ふしぎそうな顔で、あたりを見まわしました。
妖星人の林
「ワーッ、小林団長っ。」
「ワーッ、井上君。」
気がつくと、原っぱのむこうから、おおぜいの少年が、こちらへかけてくるのが見えました。みんな少年探偵団員です。ポケット小僧もいます。ノロちゃんの野呂一平君もいます。かぞえてみると、十三人です。それに小林、井上の二少年をくわえると十五人になります。十五少年が、せいぞろいをしたのです。