Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
「なあんだ、あれ、コウモリだよ。怪物じゃないよ。」
井上君は、おかしそうに、いいました。
「ハハハ……、ノロちゃんの声のほうが、よっぽど、こわかったよ。コウモリは、なんにもしやしないよ。」
それから、また、おくへ、おくへと進んでいきますと、岩穴が、だんだんせまくなり、いきどまりになってしまいました。
「あらっ、これで、おしまいかしら。せまいんだなあ。」
「そうじゃないよ。ごらん、あそこに、岩のわれめの小さい穴があるだろう。あそこから、はってはいるんだよ。
ぼくのにいさんが、そういってたよ。にいさんは、まえに、ここへ来たことがあるんだ。」
水野という少年が、岩のわれめをゆびさして、いうのです。そこで、小林団長が、さきにたって、みんな、よつんばいになって、その小さな穴にはいっていきました。
「ワーッ、なんだか、ぼくの首へ落ちてきたよ。ヘビだよ。はやく、はやくとって……。」
さけんだのは、やっぱりノロちゃんでした。うしろにいた少年が、いそいで、ノロちゃんの首をなでてみました。
「なあんだ、水じゃないか。上から水がしたたり落ちたんだよ。ノロちゃんの弱虫!」
「そうかあ。