Japanische Klassiker mit Furigana
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さんごくし
三国志(八)
吉川 英治
Lesen Sie 三国志(八) (さんごくし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 195.604 Zeichen · 391 Bildschirme
三
で彼は、かねて、涼州地方の族を懐柔していたので、この一勢力を用いて、魏へ進攻する策を企てた。
それの実現を見たのは、延十年の秋である。維は、雍州へ攻め入った。
魏の郭淮、陳泰などが、この防戦に当り、各地で激烈な戦闘を展開したが、結局、魏の諸郡を踏み荒した程度で、蜀は退却のやむなきに至った。魏に退路を断たれ、また部下から多くの脱走者を出したりしたためだった。
三
ここにまた、蜀にとって一不幸が起った。費の死である。
孔明の衣鉢をつぐ大器としては、まず費※(「ころもへん+韋」、第3水準1-91-80)であろうとは、衆目の視ていたところであったが、突然、この訃が知れわたったので、蜀中は非常な哀愁につつまれた。
死因も、その折は、秘密にされていたが、後に自然一般にも知れてしまった。一夕、蜀の将軍連と歓談している宴席において、突然、魏の降将、郭循という者に刺し殺されたのであった。
費※(「ころもへん+韋」、第3水準1-91-80)なき後、蜀の運命は、いよいよ姜維一人の双肩にかかった。
維は、十八年八月、魏の王経と西に戦って、久しぶりの大戦果をあげた。この時の殲滅には、魏兵万余人を斬り尽して、※(「さんずい+兆」