Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
一月二十日
一月二十一日
花嫁よし江にふさわしい。十八ごろこの机で「十八史略」習ったし、客間で夏よく本をよむにつかったし、はなれで祖母の夜伽しつつこれをつかった。再び自分の所用となるのはうれしい。
近藤さんの話、川越の奥の物置洋館の二階というの、自分かりようと思う。寿かりなければ。K、全く我関せず、という顔している。よく出来たもの也。
一月二十日(木曜)晴
きょうは思いがけず所沢へ出かけた、目白の先生一家、そしてあるところにあるものとびっくりした、一面佗しい。顔、情実。それが佗しい。
街道に若い松の丸木が薪としてどっさりつんである。東京の町の貧弱な割木とは全くちがう。そして、いかにも昔の宿の商人宿のまま、うま、荷馬車おき場のついた旅人宿なんかがのこっている。
二人、明日開成山に行くといっていたら市次郎の娘が死んだ電報、どうしよう、こうしよう、やっている。二階へ上って来る。
〔欄外に〕
こんな珍しい外出していた間に新京からB子さん電話があった由。「まあ! さぞがっかりしただろう」「はあ、がっかりしたようなお声でした」
一月二十一日(金曜)
国、咲、山崎、開成山行、のじ「わたくし長い汽車には弱くて」