Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme

Aozora Bunko

二月十六日

八頁

夜、急に雪がふり出し、すぐやむ。寒い。

二月十六日(水曜)

運送や、やはり来ない。業をにやしてしまう。坂下のところへたのみに行ったら、明日は来られるという、やっと安心。

寿来る。

○今日から大増税。五円の夕飯は八割の税で九円となる由。百円の夕飯をくったが大したことねえよ、という男第一のロビーにいる由。その表現が何を示しているかを知らず。無智の極なり。自分風邪気のようになり一種の病気。

「パヴロフの生涯」をよむ。大変面白く日本にパヴロフを紹介した人が林髞であったのを遺憾とする。パヴロフの偉大さは、この日本への紹介者の軽薄さによって過小評価されて歪められている。条件反射の発見が、唯心的心理学に与えた革新。内科疾患の有機的な脳との関係。「人間治療学」というものの意味。パヴロフは条件反射までを限界として、社会生活からの影響を加えた人間のみに存する第二合図系体というものを明日の課題としてのこしている由。「機械論的立場にもかかわらず」彼の面白さ、新しさ。

自分が「タンノウする迄」働く。この一句にこもっているものの多さ! パヴロフが、「マア働いておく」とか「程々に働いておく」