Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme
五月十日
五月十一日
えらい友達づき合い也。
疎開者を入れるにしろダイヤモンドにかすにしろ自分達は暮しかたを変える、それについて国チクリチクリ妙に底意地のわるいことをいう。いろんな話から国、三月末の山崎のゴタゴタのときのこと云い出して、姉さんが分らなくなって来ている、という。「横っ面をはりつけておいて、よろついたからって、とがめるのは余りだろう」
自分やっぱり泣けた。
「そうきいてよく分った。すまなかったと思う。よく姉さん耐えたね」「僕は、そういう目に会わないからわからない」「あーあ、これから安心して姉さんに親切出来る」「僕は姉さんを尊重しているからさ。形式的には絶対に云う通りにしたいと思うから」「形式なんかどうでもいいよ。ちゃんとわかるように話して、都合のいいようにやるのが一番いいのさ。わたしは、平凡なけんかきらいさ」
五月十日(水曜)
検事局へゆく、昭和十二年頃の書いたものについて。
五月十一日(木曜)
検事局、きのうのつづき。ところが佐々木という人病気欠勤の由。明日ということでかえる。
きょうはひどい南風で荒っぽく暑くるしい日。
国、事務所をやめる決心した。そして、協電社の何かをするらしい。