Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 62.807 Zeichen · 126 Bildschirme

Aozora Bunko

五月十二日

五月十三日

五月十四日

何もしないわけにもゆくまいが。性格的に実業方面は合わないと思い、不安がある。

五月十二日(金曜)

検事局。今回の戦争の性質について、私有財産制について、革命の可能不可能について等。何故十二年頃のを本に入れたか、ということ。

かえり提灯やへまわって、四つとって来た。

五月十三日(土曜)

紀来る。これまでの自分の仕事がいやになって、やめたということ。総務をやって闇屋めいていたのが。「往来であってあいさつする奴は、みーんな闇屋さ。つくづくいやんなった」ここが紀さんなり、「そのくせ、やっている間は夢中さ」それも本当。この一月頃のあのハッタリのきいた調子はそれであった。「ああいうことをやってると人間が妙になる。なーんだってあるんだもの。ないというものがあるんだから、ひとがバカに見える」「人間ぎらいになっちゃったんだから、何でもやめさせてくれってがんばったんだ」

〔欄外に〕

黒砂糖になるという話、「純白なのはブタノールでもつくらなけりゃいらないのさ」自分、ブタノカワときこえる、「ブタのカワ?」自分の無学さ。

五月十四日(日曜)

国オバーオールを着てウメをつれて、荷物出しに行く、自転車にのって。