Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

やそうざっき・やちょうざっき

野草雑記・野鳥雑記

柳田 国男

Lesen Sie 野草雑記・野鳥雑記 (やそうざっき・やちょうざっき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 144.016 Zeichen · 284 Bildschirme

Aozora Bunko

昔石崎の漁村に貰われて来た子供が、毎日朝から晩まで干鰮の番をさせられ、雨が降る時ばかり僅かな間休むことが出来た。それで死んでからこの鳥となって、いつも少し降れと啼いているのだという話になっている(郡誌)。

赤ショウビンの啼く季節は十日位のもので、雨蛙がすきで捕って食う故に、雨の日には殊に活躍するのだと竹野氏はいっている(『野の鳥の生活』)。これは正しい観察であろうと思うが、とにかく雨の降り出す前に立って、さも待ち兼ねたようにまた悦びそぞろくように、急に声を立てる情景は感動を与えずにはいられなかったので、自然にこういう話は成長し、また流布したものかと思われる。会津の飯豊山麓では、啼声によってマメコロバシという名もあるが、普通にはこれをアマゴイドリと呼び、この鳥が啼けば雨が降るからというのは(『耶麻郡誌』)、実際は降りそうになると啼くことを意味するのであろう。利根の上流の川場附近でミズハカリドリというのは(川口氏)、あるいは雨降る中を飛びまわるからの名であろうが。下野の山村でミズホシドリ、またはアマガエルともいう処があるのは(『本草啓蒙』)、仮に啼声の類似から出た名であるとしても、なお竹野君の説と合致する。