Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
ことに東京の人は、身にせまるぶきみさを、かんじないではいられませんでした。二十面相は、いつも東京にあらわれるからです。そして、魔法つかいのような、ふしぎなあらわれかたをして、みんなをギョッとさせるからです。
二十面相がにせの護送車でにげだしてから、一月ほどたちましたが、そのころ、またしても、ふしぎなことが、はじまったのです。
小林少年をはじめ、少年探偵団のおもな少年たちのところへ、おなじような小包郵便がつきました。ひらいてみると、中にはボール箱がはいっていて、その中に一ぴきのカニがいれてあったのです。もう死んでいるのもあれば、まだ生きていて、小包をあけると、ゴソゴソと、はいだすのもありました。
さしだし人は書いてありません。手紙もはいっていません。ただカニが一ぴき、はいっているばかりです。まったく、わけがわかりません。しかし、ひじょうにぶきみです。カニを見るとすぐカニ怪人をおもいだすからです。
あのおそろしい怪物が、あらわれるときには、そのまえぶれとして、小さいカニがたくさん、はいだしてきました。すると、この小包でおくられたカニは、やっぱりカニ怪人のあらわれるまえぶれなのでしょうか。