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Japanische Klassiker mit Furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme

Aozora Bunko

しかし、カニ怪人というのは、二十面相がばけていたのです。では、これは、二十面相が、なにかおそろしいことをやる、まえぶれなのでしょうか。

いずれにしても、カニをおくられた少年たちは、気味がわるくてしかたがありません。小林団長のところへ、よりあって、相談しましたが、べつにいい知恵もうかびません。もうすこし、ようすを見ることにして、わかれました。

ある日のこと、小林少年と井上一郎君とが、渋谷区のはずれの、さびしいやしき町を歩いていて、へんなものをみつけました。

「井上君、さっきの町かどにも、これとおなじ絵がかいてあったね。なんだろう。」

小林君が、町かどのみぞのふちの石をゆびさしました。その石にこんな絵がかいてあるのです。

カニの絵の図

「カニのようだね。」

「うん、カニだよ。カニといえば、このあいだ、小包でカニをおくってきたばかりだから、あいつのことをおもいだすね。」

「あいつって?」

「怪人二十面相さ。カニをおくってきたのは二十面相にきまっているよ。あいつ、ぼくたちに挑戦してきたのさ。明智先生もそうだろうって、いっていたよ。」

「じゃ、この石にチョークで、カニの絵をかいたのも、二十面相か、あいつの部下かもしれないね。