Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
そして、あくる日の午後には、このまえ鍾乳洞を探検した少年のうちの八人が、坂口君のうちの地下室に集まり、金庫の見はりをすることになりました。小林団長と、セトモノ屋の今井君だけは、どこへいったのか、姿を見せません。それには、なにか、わけがあったのでしょう。
八人の少年のうちには、坂口君はもちろん、力のつよい井上君や、あいきょうもののノロちゃんも、はいっていました。
地下室には、坂口君のお店で、いちばん大きな金庫がすえてあります。そのなかに、セトモノのにせの黄金のトラをいれた箱が、おさめてあるのです。少年たちは、そのまわりに、いすにかけて、ゆだんなく、あたりに目をくばっていました。
午後四時すこしまえになると、坂口君のお店の支配人が、心配そうな顔で地下室へおりてきて、坂口君に声をかけました。
「ぼっちゃん、だいじょうぶですか。もうじき四時ですよ。」
「うん、だいじょうぶだ。でも、ゆだんはできないよ。このまえは、魔法博士の弟子の少年が、井上君にばけて、やってきたんだからね。」
すると、井上君がいいました。
「あのときは、オモチャの犬のなかにかくして、うちの人がだいていたので、ぼくのにせものに盗まれたが、こんどは金庫のなかだから、だいいち、暗号を知らなければ、とびらを開くことができないよ。