Japanische Klassiker mit Furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Lesen Sie おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 194.415 Zeichen · 391 Bildschirme
これにはなにか、秘密のわけがあるのです。その赤井という小使さんは、うそをいっているのではないでしょうね。」
「いや、うそはいえないのです。」
「えっ、それはどうしてですか。」
「わたしが、この目で見ていたからです。」
「と、言いますと?」
「わたしの部屋の窓は、十メートルほどへだてて、エジプトの部屋のドアと、むきあっているのです。
そのあいだは、廊下になっていて、その廊下の右がわにも、左がわにも、一つずつ部屋があるのですが、そのドアは、りょうほうともしまっていたので、わたしの部屋の窓から、エジプトの部屋のドアまで、なんのじゃまになるものもなかったのです。
わたしの机は、その窓ぎわにあるので、そこにこしかけていれば、しぜんに、エジプトの部屋のドアが、見えるのですよ。
大学生がエジプトの部屋にはいったときは、ちょっと、席をはずしていたので、わたしは見ておりません。
席にもどると、むこうのドアの外に赤井君が立っているのが見えました。それで、だれか、外から来た人が、エジプトの部屋にはいっているんだな、とおもいました。そういうときには、いつも赤井君が見はり番をすることになっていましたからね。