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Japanische Klassiker mit Furigana

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ちめいのけんきゅう

地名の研究

柳田 国男

Lesen Sie 地名の研究 (ちめいのけんきゅう) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 176.308 Zeichen · 347 Bildschirme

Aozora Bunko

二九 五反田

三〇 横枕

五反田という地名と古墳と関係があるかということ、かつても聞いたことがあるが信ぜられぬ。五反田は五反を一区とする田地のあったゆえの地名である。三反田・八反田等の地名も多くある。二三の五反田に古墳があればそれはまったく偶合であろう。右のごとく文字通りに読んでも解釈容易な地名を、むつかしく解せんとするははなはだ無理な注文である。

三〇 横枕

田の字に横枕という地名の多いことは自分も早くから不思議に思っている。二三の地図によって想像をしたところでは、成功開墾地の地割をするに当り、地形の都合上幹線に併行して割ることのできぬ分、すなわち大部分の田地の上端に横に長い形の地面のできたものをいうかと思う。上総下永吉の林寿祐氏もその地の字横枕はそんな場所だといわれた。田地の大割は山や林の陰を考えて、だいたいどの田にも日受けのよいように縄を引くから、横枕は多くは日射の十分でない若干不利益な地面に相違ない。それで特にこの地名ができたのであろう。区劃が多くは南北だと言われるのは、その地方が南のよく開いた東西に地割するように便宜なためではないか。田地は概して東西に長く、南北に短い方が日受けがよいかと思う。