Japanische Klassiker mit Furigana
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ちめいのけんきゅう
地名の研究
柳田 国男
Lesen Sie 地名の研究 (ちめいのけんきゅう) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 176.308 Zeichen · 347 Bildschirme
四七 ウダ・ムダ
字は根居堀と書くのだろうとのことであった。相応の教育ある人の答えであったが、牽強な考えではない。根といい居といいよく当っている。ことに居の意義が、その古い用語例にかなっていると思うたことである。またこの辺で、丘と丘との間を開くとすると、最低部の瀁田から次第に水はけがよくなって、奥の高みに登るに従うて水が少なくなる。そのいちばん高い畑をシマバタ(島畑)と言うている。
四七 ウダ・ムダ
東条さんが地形方言の中で、水田を「ウダ」という尾張の例のみを引いておられるのは(土俗と伝説一巻八一頁)はなはだ物足らぬ。ウダは果して単純なる水田だろうか。東北地方の多くの宇田という地名には注意せられぬまでも、鴫わな張ると大昔の歌にもある大和の菟田県などは、田の字にウを添えた一つの種別とはどうして決められたか。自分などは、ウダは九州に多い牟田と同じ語とする『長門風土記』の説を、今も正しいと思う。同書阿武郡椿郷東分村松本船津組字無田ヶ原の条に「小畑へ行く道なり、家二軒あり、むたヶ原、ぬたヶ原・うたヶ原とも唱え、文字定かならず、地下書上には無田ヶ原とあり、明細絵図同様なり、俚俗の唱うるを聞かば、ぬたヶ原、ぬたろときこゆ」