Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
さんごくし
三国志(五)
吉川 英治
Leggi 三国志(五) (さんごくし) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N1. Tocca una parola per il significato.
N1 · avanzato · kanji e kana moderni · 325.249 caratteri · 653 schermate
を、日夜、ひそひそ凝議していた。
――とも知らず、劉表の長男劉※(「王+奇」、第3水準1-88-6)は、父の危篤を聞いて、遠く江夏の任地から急いで荊州へ帰ってきた。
そして旅舎にも憩わず、直ちに城へ入ってくると、内門の扉はかたく彼を拒んで入れなかった。
「父の看護につこうものと、はるばる江夏から急いできた劉※(「王+奇」、第3水準1-88-6)なるぞ。城門の者、番の者、ここを開けい。通してくれよ」
すると、門の内から蔡瑁は声高に答えた。
「父君のご命をうけて、国境の守りに赴かれながら、無断に江夏の要地をすてて、ご帰国とは心得ぬお振舞い。いったい誰のゆるしをうけてこれに来られたか。軍務の任の重きことをお忘れあったか。たとえご嫡子たりともここをお通しするわけには参らん。――疾く疾くお帰りあれ、お帰りあれ」
「その声は、瑁伯父ではないか。せっかく遠路を参ったのに、門を入れぬとは無情であろう。すぐ江夏へ帰るほどに、せめて父君にひと目会わせてくれい」
「ならぬ!」と、伯父の権を、声に加えて、蔡瑁はさらにこッぴどくいって、追い払った。
「病人にせよ、会えばお怒りときまっている。