일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면

아오조라 문고

敵の三百余騎に対して、味方の総勢は、三千騎をこえ、絶対の優位を占めているからだった。

また。

きのう今日の山戦が、全日本の戦乱へとひろがってゆく先駆の箭風であろうなどとは、誰ひとり考えてもいなかった。すでに、宇治川で殲滅されている源三位頼政の一類が蜂起した事件よりも、はるかに小さい地方的の一騒擾と見なしていた。

だから、その首謀に、頼朝があっても、敵を呼ぶに、源氏方などとはまだ称ばなかった。平家方たる自軍と対等に、彼を、源氏の軍として認めるのは、おかしいくらいに考えていた。

ただ、北条時政だけは、彼の門地や年配や日頃の人物からしても、その存在を認めないわけにはゆかなかった。それだけに、若い不平分子の火いたずらの仲間などに、何で加盟したものか、分らない心理の持主として、平家方の陣地から眺めると、ただ怪訝られるばかりだった。

四

そうして、向う山と此っ方山との対陣は、朝から午の刻までつづいた。

戦わぬうちから、勝算歴々なものとして、平家の陣が、いやに落着きこんでいた理由は午の刻を過ぎると、ようやく分った。

それは。

かねて頼朝とは宿怨のある伊豆の伊東祐親入道の到着を待っていたものらしく、伊東二郎祐親の軍勢およそ三百は、ここへさして来ると、わざと、平家の陣地たる星山へは登って来ずに、頼朝、時政たちの源氏の踏まえ