일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면

아오조라 문고

馬ねむり

一

燦として、二人の具足や太刀金具が光を放つ。それにつけて満身の雪も滴々としずくして落ちた。いや二人の涙はそれにまさるものがあった。

「…………」

頭殿にはこんどの合戦に伴った若武者の、男々しい子たちのほかに、まだ母の膝も離れぬ幼いのが、よその館に三人もいた。

その母なる人はもと九条院の雑仕女であった常磐御前で、深窓の女性ではないから、平常でも世間にはつつましく、一族の晴れ事などにも余り姿を見せず、葉がくれの寒椿の花の覗けば紅きがように陰住居していたが、すでに左馬頭義朝とのあいだには、ことし七ツになる今若、五歳の乙若、そしてまだ乳恋うさかりの牛若と、男の子ばかり三人の和子を生していたのであった。

馬ねむり

一

長居は心がゆるさない。焚く榾の火もあまり過ぎては、暖に馴れて、かえって後が辛いし、人目を招く惧れもある。

ふたりはやがてまた、獣小屋を捨てて騎を急がせていた。そして以前の岐れ路まで来ると、

「では、金王」

「兵衛どの」

改めて、無量の思いを、呼び交わしつつ、

「行く先のご無事を祈り申しておるぞ。常磐さま始め、おちいさい公達たちのご先途、くれぐれも頼み参らすぞ」