후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
みなもとよりとも
源頼朝
吉川 英治
吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면
二
と、さしまねいた。
二
「これは、毛利冠者頼隆と申されて、あなた様の亡父義朝公の伯父君にあたるお方の遺子でお在せられる」
と、常胤は紹介わせた。
亡父義朝の伯父で東国にいた源氏といえば? ――頼朝はハタと膝を打って、
「さては、陸奥六郎義隆が子か」
と、思い出して云った。
「はっ」
と、逞しい若者は、答えて、頭を下げた。
「忘れもせぬ……」
と、頼朝は呟いた。
「平治の合戦に、父義朝は敗れて、都を落ちたが、その折、叡山の北の龍華越えのあたりで、追い来る敵へ駈け戻し、亡父義朝に代って戦死したは――お汝の亡父、六郎義隆殿でおわした。……その年、ひとりの遺子は、生れてまだ五十余日と聞いていたが、さては、その折の嬰児が、お汝であったか」
「永暦元年の二月、私が二歳の春、この下総国へ流されて来ましたが……常胤様のお情けによって、密かに、きょうまで養われて参りました。――そして今日、源氏の御旗の下に、こうして、あなた様のお姿を拝し……欣しくて……何か夢のようで」
と、二十歳ばかりの多感な武夫は、感極って、後は両手をつかえているだけだった。
「常胤。ようぞ長い間、この孤児へ慈悲をかけ賜わったの。