일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면

아오조라 문고

六

この方面は、地理情勢の明るい上総介広常がもっぱら先鋒に立って奮戦した。

十二月常陸平定の業は終った。

師走の十二日。

風のない冬日和だった。

頼朝はその日、大倉郷の新邸へ移転した。富士川へ出陣のまえに手斧初めをあげたあの館がもう落成していたのである。

その移転の式の日、頼朝のいでたちは水干に騎馬で、前後左右、おびただしい武者を従え、新館の寝殿(正殿)にはいると、美しき御台所とならんで、出仕の武士三百余人に、謁を与えた。

政子は、終始、良人と共に、交祝いをのべる武士に、ほんのわずか、黙礼を施しているだけであった。

「きついお性質らしい」

と、初めて謁した老将たちは、その態度に、そっと囁きあった。

館は、頼朝夫妻の館ばかりではなく、そこの政庁、侍所などを中心に、大路小路の邸町も建ち並んだのである。――どこは誰それの館の辻、どこは某の谷と、そのまま地名として、その日から呼び慣わされた。

三日にわたって、祝いが挙げられた。宛として、祭日のようであった。たくさんに酒をのむ事もゆるされた。

その間にも、庶民に対して、次々と法令が出、また、武士たちに対しては、特に厳かに「武士たるの道」