일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

なんでも石櫃とやらにはいっている、武田さまのお家の宝だともうすことでござります」

「む、よう訴えてきた。褒美はぞんぶんにとらすからあんないせい」

梅雪の顔は、思いがけない幸運にめぐり合ったよろこびにあふれた。――が、駕籠側にいた民蔵は、サッと色をかえて、この不都合な密告をしてきた少女を、人目さえなければ、ただ一太刀に斬ってすてたいような殺気をありありと目のなかにみなぎらせた。

行列はきゅうに方向を転じて、五湖の一つに沈んでいる宝物をさぐりにむかった。けれども、道案内に立った咲耶子は西も東もわからぬ広野を、ただグルグルと引きずりまわすのみなので、一同は、道なき道につかれ、梅雪もようやくふしんの眉をひそめはじめた。

「民蔵はいないか、民蔵」と呼びつけて、

「小娘の挙動、だんだんと合点がいかぬ。あるいは、野かせぎの土賊ばらが、手先に使っている者かも知れぬ、も一ど、ひッ捕えてただしてみろ」

「かしこまりました」

民蔵は得たりと思った。ばらばらと前列へかけ抜けてきて、いきなり、むんずと咲耶子の腕首をつかんだ。

「小娘ッ」まことは甲州流兵法の達人小幡民部が、こういってにらんだ眼光は射るようだった。