일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

果心居士の壁叱言

「さあ、もう天下はこっちのものだ」

鷲の翼にかくれた竹童のからだは、みるまに、望楼の屋根をはなれて、磨墨のような暗天たかく舞いあがった。

――と思うと同時に、とつぜん、天地をひっ裂くばかりな轟音。

ここに、時ならぬ噴火口ができて、富士の形が一夜に変るのかと思われるような火の柱が、人穴城から、宙天をついた。

ドドドドドドウン!

二どめの爆音とともに、ふたつに裂けた望楼台は、そのとき、まっ黒な濛煙と、阿鼻叫喚をつつんで、大紅蓮を噴きだした殿堂のうえへぶっ倒れた。

そして、八万八千の魔形が、火となり煙となって、舞いおどる焔のそこに、どんな地獄が現じられたであろうか。

果心居士の壁叱言

一

「また富士山が、火をふきだしたのであろうか」

「おお、まだ今朝もあんなに、黒煙が、あがっている」

「なあに、お山はあのとおり、いつもと変ったところはない、きっと猟師が、野火でもだしたんだろうよ」

「いやいや、野火ばかりで、あんな音がするものか、戦のためだ、戦があったにきまっている」

「え、戦? 戦とすればたいへんだ、このへんもぶっそうなことになるのじゃないかしら」

ここは、裾野や人無村からも、ずッとはなれている甲斐国の法師野という山間の部落。