일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

一ぽう、山大名の呂宋兵衛は裾野へかくれた咲耶子の行動にゆだんせず、毎日十数人の諜者をはなっている。

きょうも、途中雷雨にあって、ズブぬれとなりながら野馬をとばして人穴へかえってきた三人の諜者は、すぐ呂宋兵衛のまえへでて、五湖のあたりにおこった急変を注進した。

「おかしら、一大事でございます」

「なに、一大事だ」

身はぜいたくをしているが、心にはたえず不安のある呂宋兵衛は、琥珀の盃を手からおとし、さらに、諜者のさぐってきたちくいち――伊那丸と咲耶子のうごきを聞くにおよんで、その顔色はいちだんと恐怖的になった。

「むウ、ではなにか、武田伊那丸のやつらが、穴山梅雪を討ちとり、また湖水の底から宝物の石櫃を取りだしたというのか。あのなかの御旗楯無は、とッくにこっちで入れかえて、売りとばしてしまったからいいようなものの、それと知ったら、伊那丸のやつも咲耶子も、一しょになってここへ押しよせてくることは必定だ。こいつは大敵、ゆだんがならねえ、すぐ手配りして、要所要所を厳重にかためろ」

立ちあがって、わめくようにいいつけた時、石門から取次ぎを受けた野武士のひとりが、ばらばらと進んできて口ぜわしく、