일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「あるある。安土などよりはぐんとよい地形がある。まず秀吉が住むとなれば、この摂津の大坂だな……」

この地図を見ていると、秀吉はいつもむちゅうだ。青も赤も黄色も眼中にない、かれの目にはもう一色になっているのだ。

「関東には一ヵ所よい場所があるな。しかし、西国の猛者どもをおさえるにはちと遠いぞ。――お、これが富士、神州のまン中に位しているが、裾野一帯から、甲信越の堺にかけて、無人の平野、山地の広さはどうだ。うむ……なかなかぶっそうな場所が多いわ」

ひとり語をもらしながら、若いのか爺いなのか、わからぬような顔をちょっとしかめていると、

「秀吉どの――」

かるく背なかをたたいた人がある。

「おお」

われに返ってふりむくと、いつのまにきていたのか、それは右少将徳川家康であった。

「だいぶ、ご熱心なていに見うけられまするのう」

「はッはッはははは。いやほんのたいくつまぎれ。それより家康どのには、近ごろめずらしいご登城」

「ひさしく三法師君にもご拝顔いたしませぬので、ただいまごきげんうかがいをすまして、お暇をいただいてまいりました。時に、話はちがいまするが、さきごろ、秀吉どのには世にもめずらしい品をお手に入れたそうな」