일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「そうだ、そうだ」とばかり、あとからつづく人数のなかにまぎれこみ、まんまと、八風斎の目をくらまして越前落ちのとちゅうから、もとの裾野へ逃げてもどってしまった。

「おお、あの矢さけび、火の手もみえる、流れ矢もとんでくるわ、この一時こそ一期の大事、息もつかずに、いそげいそげ!」

人無村をかけぬけて、渺漠たる裾野の原にはいると、黒馬の将は、鞍のうえから声をからして、はげました。雨ヶ岳の火はまだ赤々ともえている。

「敵!」

「敵だッ!」

「討て!」

と、俄然、前方の者から声があがった。四、五間ばかりの小石河原、そこではしなくも、徳川家の先鋒、内藤清成の別隊、四、五十人と衝突したのである。

暗憺たる闇いくさ、ただものすごい太刀音と、槍の折れる音や人のうめきがあったのみで、敵味方の見定めもつかなかったが、勝負は瞬間に決したと見えて、前の蛇形陣は、ふたたび一糸みだれず、しかも足なみいよいよはやく、人穴城の山下へむかった。

「おうーい、おうーい」

かけつつ馬上の将は何者をか呼びもとめた。それにつづいて、陣笠の兵たちも、かわるがわる、声をからして、おーい、おーいとつなみのように鬨の声を張りあげた。