일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

それは、人穴の残党を一挙に蹴散らして、主将呂宋兵衛を生けどり、多宝塔の三重へ封じこめた伊那丸の軍兵が、あかつきの陣ぞろいに富岳の紅雲をのぞんで、三軍おもわず声をあわせてあげた凱歌であろう。

とおい動揺みが、失神の耳にも通じたものか、そのとき竹童は、ピクリと鳩尾をうごかして、すこし顔を横にふった。その唇へ、白蛇は銀の鎌首をむけて、緋撫子のような舌をペロリと吐く。

すると、幾十の麗人が、笙をあわせて吹くごとき竹林の風――ザザザザザッ……とそよぎ渡ったかと思うと、竹童ははッきりと意識を呼びかえされて、パッチリこの世の目をひらいた。

――気がつくと、じぶんはだれかに抱かれている。

白衣白髯の老道士、片手を彼の首にまき、片手を胸にまわして、わが膝に抱きながら、なにやら、かんばしい仙丹を噛みつぶして、竹童の口へ唇うつしにのませてくれる。

「こりゃ、竹童、竹童……」

「あ?」

「気がついたか」

「オオ、あなたはお師匠さま!」

「ウム」

とうなずいたとたんに、老道士は竹童を手からおろして、すばやく七、八間ばかり離れてしまった。

その人は、竹童がぎょうてんして呼んだごとく、かれの恩師果心居士であった。