일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「いやいやそうともいえぬ、しかしそのことばかりは、ただ天これを知るのほか、凡夫な居士には予察ができぬ」

と、果心居士はふかくもいわず口をにごして話頭一転。

「それはとにかく、法師野に陣ぞろいいたしている伊那丸君や龍太郎などは、さだめし、そちの見えぬのをあんじているであろう」

「ここで狼煙をあげたッきりですから、ほんとうにしんぱいしていられるかもしれません」

「ウム、少しもはやく、ご幕下へはせくわわって、このうえとも、伊那丸さまのおんために働けよ」

「はい」

「わしも、もういちど鞍馬のおくにこもって、星座を観じ、天下の風雲をうかがい、機あらばあらわれ、変あらば退いて、伊那丸さまの善後の策を立てるかんがえ。――では竹童、またしばらくそちにも会わぬぞ」

「あッ、お師匠さま――」

竹童が声をあげて呼ぶうちに居士のすがたは、風のごとく竹林をぬって、見えなくなった。

ふたたび法師野にあたって聞ゆる法螺の音――。すでに夜はまったく明けはなれて、紫金紅流の朝雲が、裾野の空を縦横にいろどっていた。

二

多宝塔を中心として、施無畏寺の庭に陣ぞろいした武田の軍勢は、手負い討死の点呼をしたのち、伊那丸の命令一下に、またも一部の軍卒が、法師野の部落を八方にかけわかれる。