일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

「順序として、北国筋の動静をさきに聞きたい、小文治そちのさぐりはどうであった」

「はッ」

威儀をただして、小文治が復命する。

「多宝塔のいただきから、たくみに鷲をつかって逃げうせました呂宋兵衛は、どうやら、越前北ノ庄を経て、京都へ入りこみましたような形跡にござります」

「ウーム、京都へ!」

小幡民部がうなずいた。

「おりから、裾野にいた鏃鍛冶の卜斎も、柴田の家中へひきあげて、北庄城では雪解けとともに、筑前守秀吉と一戦をなす用意おさおさおこたりなく、国境の関はきびしい固めでござります」

「それでおよそのようすはわかった……」

と伊那丸はつぎに山県蔦之助へことばをむける。

「して、東海道のほうにはなんぞかわりはないかの」

「若君――」

すぐ受けて蔦之助、

「容易ならぬうわさをきいてござります」

といった。

「なに、容易ならぬうわさとな?」

「また徳川の痩武者どもが、この砦へ攻めよせてくるとでもいうことか」

忍剣は気早な肩をそびやかした。

「それとはちがって、世にもふしぎなうわさでござる」

と、蔦之助は伊那丸の顔をあおぎ見ながら、

「――若君、おおどろき遊ばしますな、そのうわさともうすのは、お家滅亡のみぎり、あえなく討死あそばしたと人も信じ、またわれわれどもまでが、うたがって見ませぬ四郎勝頼さま」