후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしゅうてんまきょう
神州天馬侠
吉川 英治
吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면
いかにもふしぎな魔独楽の力よ!
とあやしまれたがのちによく見れば、独楽の金輪の一端に、ほそい金環がついていて、その金環から数丈の紐が心棒にまいてあるのだ。はねもどったのは、独楽それ自身の魔力ではなく、竹童の帯に結んであった紐の弾撥。手もとへおどり返ってきたのは、とうぜんなのであった。
三
竹童をとり逃がして卜斎は、不意の燦光に目をいられて、一時は、あたりがボーッとなってしまったが、廊下を走ってゆく足音を聞きとめると同時に、
「うぬッ」
憤然として、その真ッ暗な部屋からかけだした。
そして、いきなり廊下から、庭先へ降りようとして、やみのなかにそれと見えた、沓脱石へ足をかけると、こはいかに、それは庭の踏石ではなくて、ふわりとしたものが、足の裏にやわらかくグラついたかと思うと、
「ぎゃッ」と、蛙のようにつぶれてしまった。
それは、竹童より先ににげた泣き虫の蛾次郎で、いま、床下へもぐりこもうとしているところへ、卜斎の足音がしてきたので、そのまま、縁の下へ首をつっこんだなりに、石の真似をしていたものらしい。
あの勢いで、大兵な、卜斎に踏みつけられたのだから、蛾次郎もギャッといって、ぴしゃんこにつぶれたのはもっともだが。