일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면

아오조라 문고

それもそのはず。

かねて今宵のことをもくろんでいる裏切り者は、夕方の炊事どきを見はからって、砦の用水――山からひく掛樋、泉水、井戸、そのほかの貯水池へ、酔魚草、とりかぶとなどという、毒草や毒薬をひそかに流しこんでおいたのであった。

竹童はクロの餌とするものを狩りにいっていたため、まだ夕方の食事をしていなかったし、咲耶子もかれをさがしにでて難をのがれていたが、それを知らずに飲み、毒水でたいた飯を食ったものは、おそらくちょうどいまが毒薬のまわってきた時分――

三

時刻はそれより少し前のこと――。

かの、小太郎山の間道へかかって、首尾よく築城の迷道をさまよい、もとのところへ舞いもどった伊部熊蔵と雁六、ほか六十人の金鉱山掘夫が、ぼんやりくたびれもうけをしていた時分なのである。

「ねエ、親方」

と、ばかに素でかい声をして、

「こんな歌を知ってますか、こんな歌を?」

と、檜の沢を伝わりながら、ぴょいぴょい歩いてきた小僧がある。

「どんな歌を?」

と、いったのはその親方とみえるへんな顔をした人で――見ると鼻かけ卜斎だ。

「水晶掘りの歌ですよ、これから甲州へいこうっていうのに、水晶掘りの歌ぐらい知らなくっちゃ幅が利きませんぜ、ひとつ歌ってみましょうか」