후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしゅうてんまきょう
神州天馬侠
吉川 英治
吉川 英治의 神州天馬侠(しんしゅうてんまきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 511,765자 · 1011화면
龍太郎しかり、小文治しかり、蔦之助も忍剣も、髀肉の嘆をもらしながら、四本の鎖でとめられた四疋の豹のような眼光をそろえて両肱を張っている。
いきなり鳴った! その時である。
ドウ――、ドウーン……
耳をうつ、天空のこえ。
これ、待ちに待った三番太鼓と知られたから、御岳広前の紅葉のあいだにまッ黒にうずくまっている数万の群集が一どきに、ワーッと声をあわせたが、さすが霊山の神前、ことに厳粛きわまる武神武人の大行事、おのずから人の襟をたださしめて、一しゅんののちは、まるで山雨一過して万樹のいろの改まったように、シーンと鳴りしずまったまま、その空気だけが冴えかえってきた。
と――。
美妙な楽奏が、ながれてくる。
あおいでみると、神さびた杉こだちの御山の、黒髪を分けたように見えるたかい石段のうえから、衣冠の神官、緑衣の伶人、それにつづいてあまたの御岳行人が白衣をそろえて粛々と広前へ降りてくる。
白木の祭壇には四方笹の葉がそよぎ、御霊鏡が、白日のように光っている。
伶人は座につき、白衣の行人はしろい列を壇の下へひらく。
ゆるい和笛の音につれて、笙、ひちりき、和琴の交響が水のせせらぐごとく鳴りかなでる。