후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいかいきじつわ「じょぶん」
世界怪奇実話
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話(せかいかいきじつわ「じょぶん」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,305자 · 498화면
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その顔、その声――カックスレイの故里のブライトンでエンマ・ダッシュが夢の間も忘れていないキャプテン・マクドオナルドその人なのだ。
カックスレイははっとして、そっと此方から一挙一動を見守っている。
3
マクドオナルドに間違いはない。が、一応念のため、世話役を掴まえて訊いてみた。
「あそこに、蘇国人の装をしている、あの方は何誰ですか。何処かで会ったことがあるような気がするんです――」
「何人です、彼男? ああ、あれですか。マルコルム君というんです。コンプトン・マルコルム君。面白い男ですよ」と、世話役は、ここで素早く片眼をつぶって、「人間は面白い。が、女房持ちの癖に、あの通り女連中にあんまり愛嬌がいいんでね、ちょっと困りものでさ」
「何うもそうらしいですな」
カックスレイはそう言って、いま、一隅の立食場で酒杯を上げているマクドオナルドのほうへつかつかと進んで行った。
いきなり、平手で大きく背中を叩いて、
「よう! マクドオナルド船長!」
喫驚ふり向いた顔へ、
「久し振りですな。何うしましたい。人が悪いですよ。今まで何処に隠れていたんです。奥さんのエンマ・ダッシュさんは、ブライトンであなたのことを想って心臓を擦り切らしていますよ。