일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みなもとよりとも

源頼朝

吉川 英治

吉川 英治의 源頼朝(みなもとよりとも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 306,118자 · 613화면

아오조라 문고

その無事と無為の日々は、きょうこの頃も変らない。

ただ、山河には、花の開落があり、鳥魚の去来がある。流人屋敷の畠には、今年もまた、茄子の花が咲いていた。

「オオ、怖!」

瓜畑で瓜をもいでいた女の童が二人して、云い合せたように、耳をふさいだ。

「雷鳴さま」

と、山を仰ぐ。

箱根連峰は、見ているまに、疾風雲につつまれて、すぐ近い函南の中腹には、かっと真っ蒼に陽が映えていた。

ここは、箱根の南裾野といってよい。小高い畑地で、まわりは崖だった。そして崖の根土は、どっちを見ても、狩野川の流れに洗われている。――川のなかの藪島。それで蛭ヶ小島と土着の人は云って来たのかもしれない。

藪をきり拓いて、宅地と畑地にした所に、配所は建っていた。土塀をまわした総坪はずいぶん広いが、建物は元より粗雑で、空地は畑となっていた。

それでも。

流人の住居としては、ずいぶん整っているといってよい。母屋の中心に、持仏堂もあれば、侍部屋もある。寝所、釜殿、女童部屋、奴僕の小屋、殊に目立つのは、厩のあることである。頼朝の外出も、ある区域に限っては、狩猟に出るも、走り湯へ参詣にゆくも、かなり自由にされているらしい。